確定申告の作業時間
今年もiPhoneで確定申告を実施しましたが、源泉徴収票をスマホで読み取れば入力がされたり、ふるさと納税のポータルサイトからデータをダウンロードしてアップするだけで寄付金控除の明細も入力されるなど機能が拡充されていて転記する作業が大幅に減ったので20分もかからず申告は完了しました。
スマホ申告の対象範囲
ただスマホで出来る確定申告の対象範囲は全てではなく、不動産収入や事業収入がある方はスマホではなくパソコン(または紙)でする事になります。私の今回の確定申告は給与所得のみで所得控除と外国税額控除に対応しているので問題無かったのですが、配偶者は今回の対象範囲でない収入があるためパソコンでの作業となりました。スマホ申告の対象範囲は以下の図に添付しますので参照して下さい。
【図】
【スマホ申告の対象範囲】出典:国税庁のHP
令和5年分 確定申告特集
令和5年分確定申告 個人の方で、確定申告をされる方はこちらのページをご覧ください。1 スマートフォンでの申告がさらに便利に...2 マイナポータルから控除証明書等を取得...3 Chrome×マイナンバーカード方式始まります...ふるさと納税、医療費控除、配当等の申告...
事業所得や不動産所得等がある場合
収支内訳書がスマホでは未だ対応していないようなのでパソコンでの作業が便利です。令和3年度の確定申告からはマイナンバーとスマホがあればQRコードで認証が可能です。私の配偶者もこの方式で対応していました。税務署への確定申告の提出方法は以下の通り充実してきています。
【確定申告書等作成コーナー】-税務署への提出方法の選択
【確定申告の税務署への提出方法】出典:国税庁 確定申告等作成コーナー
まとめ
各種の所得控除を受ける場合、確定申告が必要になるケースがあります。FIREを目指されている方はワンストップ特例が使えない位にたくさんの自治体にふるさと納税されていたり、外国税額控除で確定申告をした方が良い場合があると思われます。マイナンバーカードの賛否はありますが私は非常に便利に使っています。※マイナンバーカードを作らなくても結局税務当局はこちらのマイナンバー把握していますし、カードの有無で情報を隠せる訳でもありませんので。
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