バリスタFIREを決意した理由の一つは、今の会社にいる限り自由に個別株の運用が出来ないという事ですが以下の思いがあります。
多くの金融機関で従業員の個別株取引が規制されている事が勿体ない
禁止されている理由としてはインサイダー取引への対策でしょうが、常にインサイダー情報に接している職員の数そんなにいると思いますか?私は今までインサイダー情報に該当する情報に接した事なんてありません。一部の部門ではあるかもしれませんが大多数の職員がそんな情報に接する事なく働いているのに内規で職員全員に株式取引を禁止するのは株式市場にとっても損失だと思います。
【損失事項】
- 個別株市場は株式を運用する知識と資力を持った数十万の人達が参加できない
- お客さんは個別株を経験した事が無い人に個別株の相談をする事になる
- 従業員は自身で出来ないため個別株の真の知識が身につかない
【個人的意見】
金融商品取引法では金融機関の職員に対して投機的な取引を禁止していますが、投資については禁止していないので会社が内規で個別株を禁止するのは過度なリスク回避と言わざるを得ません。「インサイダー対策してますよ」のお上へのアピールでしかないと思います。そのせいで知識と資金力を持った人を市場から排除している状態です。また、自分で経験した事の無い人がお客さんの株式の売買指南をする事になってしまいます。私は運用はスポーツと同じで自分で経験しないと上達しないと感じています。
例えば野球経験が無い人に野球の指南を受けたいと思いますか?つまり会社の保身のために株式市場にもお客さんにも従業員にも得ならない事をしているのです。真の投資であればインサイダー取引にはなり得ず、問題無いはずです。
※株式取引の都度、本部へ報告すればOKという会社もありますが、これも単なるアピールです。普通取引を会社に知られるならやらないですよね?事実上取引不可と同じです。
【まとめ】
金融機関はインサイダー情報に触れる可能性が高い従業員にのみ株式取引の規制をすべき。
もちろん投機では無く投資をする事が前提です。
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